懐かしいし、悲しい。
幼稚園の送り迎えも、毎回途中のベンチでひと休み。洗濯物を干すのにも何十分かかってるんだか。体が重い。あちこち痛い。
今まで出来ていたことがどんどん出来なくなっていく悲しみとか申し訳なさとか不甲斐なさとか。妊娠を通じて初めて感じた感情がわたしには沢山あって、お年寄りや病気の人たちには優しく接しなくちゃと。そういえば昔わたしは思ったのでした。
出産したらいつか回復するけれど、老いや病によって死に向かっていくんだと思ったら辛くって、優しくせずにはいられないじゃない。もしかしたら可哀想に思うなって言われるのかもしれないけれど、ただわたしは優しくされたい。偉いね、頑張ってるねって言われたい。
頑張ろう、わたし。