子育てとか渡仏とか。。。30歳主婦の記録

日本人家族がフランスのパリで暮らした日々の記録です。

フランスで第三子出産の話。

出産予定日を5日後に控えたある日、昼間から何度かちょろちょろと、尿もれなのか破水なのか自分では判断が出来ない現象がありました。

夕方に病院に電話をして、「入院の用意をしてとりあえず来院してください。助産師に見てもらいましょう。」と言われたのでUberを呼んで病院へ。

結果的に破水ではなく、お腹の痛みも弱くて不規則、陣痛とは言えない。子宮頸管もまだ閉まってると言われてしまいました。(ガーン)

今日は一旦帰れと言われるかと思いきや、「病院の中を1時間歩いてきてください。陣痛に繋がるかも!」と言われて歩くことに!

その後また診てもらうと、弱いけど10分くらいの感覚で痛みは来てるし、子宮口もほんの少ーしだけど広がってる。今回3人目の出産だし、あなたは家と病院が遠いし、不安だったら泊まって良いですよと言ってくれたので泊まることにしました!(泊まって全然生まれなかったらどうしよう、、余計に一泊したらお金どれだけかかるかな、、とマイナスな考えもよぎりましたが、、、)帰宅してから産気づいたり、病院に辿り着く前に生まれてしまうことの方が怖過ぎて泊まらせてもらうことに。(夜中は日本語の通訳さんがいないのでそれがめちゃくちゃ不安で!)

 

20時頃に入院体制に入ったものの破水もしないし、陣痛も10分くらいの感覚で来てはいるけど陣痛と言って良いのか迷うほど弱めの痛み。そして眠気との戦い!

「5分間隔になったら呼んでね〜」と言われたものの間隔はかわらず、帰れば良かったかな〜と思い始めた夜中の2時過ぎに、物凄い勢いで破水しました!(出産の始まりと終わりが見えた気がして物凄く安心した!帰らなくて良かった!)

痛くて意識が朦朧としていてあまり覚えていないけれど、明け方5時くらいに陣痛の間隔が4分くらいになり、無痛分娩の為の麻酔を打たれました。するとすぐに痛みが引いて、そんなに痛くはないけれど体内に何かがある、みたいな違和感。とても不思議な初めての感覚を味わいました。

でも麻酔を打ってから気持ち悪くなって、下半身の感覚がどんどん無くなって、「この状態でいきめるものなの?!」と不思議に思っていると、突然みんなバタバタと慌て出しました!(ようにわたしには見えた!)

「bébé ca va?赤ちゃんは大丈夫?」って聞いても助産師さんは何も答えてくれなくて、あ、これ大丈夫じゃないんだ、と思いました。

わたしを乗せたベッドごと向かいの部屋に運ばれて、お医者さんの人数がどんどん増えて、顔にも体にも布を被せられて、口に酸素マスクを押し当てられて、お腹を強くつねられて「Pain!!痛い!」と叫んだら麻酔をガンガン入れられて、お腹に何かが当たってお腹の中をかき回された感じがして「うぅ〜!!」と叫んでから記憶が無くなり、気が付いたらわたしは違う部屋に居ました。1時間経っていたみたい。どうやら緊急帝王切開になったみたいです。全然記憶が無い。目が覚めてからはしばらく下半身が麻痺して動かせなくて、「赤ちゃんはどこ?夫に会いたい。」と泣きながらフランス語と英語で伝えるアラサー。みんな優しくて、「今すぐは会えないけど、大丈夫よ。」と助産師さんはずっと笑顔で接してくれて、わたしはフランス語が全く理解できない分、この笑顔にだいぶ救われました。

 

赤ちゃんはどうやら生まれた時とてもしんどかったみたいで、生まれてからは鼻と口に呼吸器を装着して、口から胃にかけて管が一本入っている状態でした。この病院では3時間しか呼吸器を付けられないらしく、赤ちゃんだけ他の病院へ運ばれて行きました。転院する前の数分間だけ会えました。お顔は機械が付いていたので全然見えなかったけど、とても可愛い男の子でした。

 

早く会いたい。