子育てとか渡仏とか。。。

日本人家族がフランスのパリで暮らした日々の記録です。

【子育て】あんまり上手に可愛がれていないと思っていたのだけれど。

 

娘が赤ちゃんだった頃に撮影したホームビデオや携帯電話の中の動画を見返してみると、なかなか可愛い声でわたしは娘を呼んでいることに驚いて、わたしはちょっと安心しました。(余裕が無い時は撮影なんかしないのだからそりゃそうなのだけど。)

 

もともと子供が好きではなくて、というか子供というものがよく分からなくて。親戚の中では自分が一番年下で、自分より年下の人間と絡むことがほとんどない人生だったので、接し方が分からなくて。子供が嫌いということでもなくて、本当にわたしの人生の中に存在していなかったし、ただ興味が無かったという感じ。

 

子供を欲しいと思ったことはなかったけれど、子供なんて欲しくないとも思ったことはない。

結婚したいとも思ったことはなかったけれど、結婚したくないとも思っていた訳ではなくて。

高校生の頃から夫と付き合いだしたのですが、ずっと一緒なんて有り得ないとどこかで思っていたし、でも結婚するならこういう人だろうとも思っていました。

 

そんなわたしがおそらく世の中の結婚適齢期より少し早めに結婚に至ったのは、(わたしは23歳で結婚しました。)夫には結婚願望が(わたしより)とても強くあったし、彼は子供が欲しい(というか結婚=産めるのであれば子供を持つこと)と思っていたから。

 

23歳のわたしは夫とならずっとふたりで過ごして良いと思っていたし、今すぐにでも子供ができても良いとも思っていました。(人間って変わる〜!)

結婚して、半年後に妊娠が発覚して、生まれた娘はとても可愛かった。(わたしは生まれてくる赤ちゃんを思いながら楽しみに編み物をするようなマタニティーライフなんて過ごしてないし、生まれた瞬間に「生まれて来てくれてありがとう♡うるうる」なんてキラキラしたことは1ミリも思わなかったけれど。生まれた瞬間に思ったことは「やっと出た!」でした。笑)

子育てしていて、いくら赤ちゃんでも可愛くない瞬間だってたくさんたくさんあるのだけれど、人間辛いことや都合の悪いことは忘れるようにできているのか美化されるのか、振り返れば娘はただただ可愛かったのです。

 

わたしみたいな人って実は多いんじゃないかなと思う。

 

子供達の成長は、怖いけど楽しみ。

 

自分の老化と成長も、怖いけど楽しみ♡