子育てとか渡仏とか。。。

日本人家族がフランスのパリで暮らした日々の記録です。

【夫婦】わたしは夫が王子様ではないってこと、16歳から知っていました。

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大好きな本♡

子供なんてすぐに大きくなっちゃう。子供と過ごす時間を増やしたいと思っていた、当時のわたしの背中を押してくれた一冊でもあります。いくつかの欲しいものを手に入れる為に、わたしは働き方を変えました。

 

(以下、西原さんのインタビューの引用)

〝――ところで女の子についてなんですが、私にも、男女ひとりずつ子どもがいるのですが、下の女の子が本当にかわいいなあ~、と思うんですね。仕草とか、言うこととか。

二人目ということもあり、ついしょっちゅうかわいいかわいい言ってしまうのですが、将来、高飛車な女になってしまうんじゃないか、と心配になることがあるのですが、これって、大丈夫でしょうか。

「あ、それ、うちの娘で~す!」(爆笑)

――そうなんですね! それなりに挫折はしてくれますかね? 今は「かわいいかわいい」でいいんでしょうか。

「世間に出れば挫折の連続ですから。小さい時は、かわいがらなきゃもったいないじゃないですか。子どもなんて、一瞬で大きくなっちゃいますから。

バーンってドア開けてどっか行っちゃうし、それに彼氏なんてできたら、母親なんて犬、いや石ころ扱いですからね。振り向いちゃくれません。

ただ、世間にはハナクソみたいな男もいっぱいいるので、早く別れて、次に行ける女性になってほしいですね。一途っていうのは、本当に邪魔ですからね」

――一途は邪魔?

「一途な女性っていうのは、姑にいじめられて、家事も全部やらされて、お礼も言われないで耐えている。一途っていうのは、相手の悪い所が見えなくなる病気です。

そういう意味で、本の中でも“性格が悪い方が幸せになれる”って書いてます」

――なるほど。「優しくていい子になってね」ではないんですね。

「誰の人生でもない自分の人生ですからね、旦那のものでもない」

 

わたしは16歳から夫と付き合っていたので、よく「一途だね」と言われます。でも全くそう(一途)ではないのです。なぜならわたしも夫も恋人というものに対して常に比較検討をして、その時その時のベストを選んできたはずだから。その自分にとってのベストな選択が、割と長い間お互いであったということ。(だよね?)

気が付いたら30歳になってたね。これからはどうだろう!ドキドキです。

(わたしも夫も性格が悪いので、幸せにはなれると思いますけど。)


いつ一緒に居られなくなるか分からないし、いつから一緒に居たくないと思うようになるかは分からないから。男だって女だって、自分自身の収入を確保しておいたほうがいい。


もちろんお金が全てではないけれど、わたしの夫は王子様ではないので。

もちろんわたしも(残念ながら)お姫様ではないので、家事も育児も収入も、完璧に折半は不可能でも、お互い助け合える夫婦でいたいと思います。

 

子供はすぐに育っちゃう。きっとすぐにいなくなっちゃう。

わたしも夫も娘も息子も、自分の人生は自分のもの。そして何より幸せは自分で取りにいく。ということ。

 

わたしも母に教えてもらったこと、わたしも娘に伝えたいです。