(生後すぐの娘。しんどかったはずなのに、時が経つとただただ可愛いとしか思えない。不思議。)
30歳になって、子供を産んだ友達も増えてきました。
話を聞いていて思うのは、ああ、みんなちゃんとお母さんをやっているんだな。凄いなぁ。ってこと。
殺菌とか除菌とか、生後〇ヶ月だからもうこれをあげて良いとかそろそろストローの練習させなくちゃとか、マタニティーフォトとかお宮参りとか、寝かしつけはどうしてるとか虫歯予防でフッ素塗らなくちゃとか。
みんな凄いと思う。
寝かしつけっていう概念がわたしには無かったし、
夜中どんなに赤ちゃんが泣いていたってオムツや授乳でないのならば、ただかわいそうだからと抱く体力もわたしには無かったし、(そもそもかわいそうと思わずに)泣き疲れたら寝るだろうと思っていました。(里帰り出産後に戻ったアパートでは隣人に迷惑ではないかとビクビクしていたので抱いてましたけど。隣人の顔も知らなかったので怖かった。)
出産したばかりの大学の先輩に子育てについて色々質問されたのですが、お役に立てる返答は何も出来ず(^^;)いまだに申し訳ないなと思います。
しかしその先輩は半年後、「最近あんまり構わないでネントレ(ねんねトレーニング)してるの。あなたがやってたことって、ネントレだよ!それを自然にやってたって凄いね!」とお褒めの言葉をいただきました。(良い方に解釈してくださいましたね。)
こんなテキトーな子育てをしてきたわたしですが、ここまで特に困ったことも無く子供が成長できていると感じるのは、義母の存在が大きかったなと思います。
夫の母は保育士をしていて、子供の成長段階によってやるべき事柄(大体この時期からこれをやる・出来るようになること)を、夫の実家に行く度にさりげなく教えてくれました。(決して偉そうでなく、さりげなくってところが大事!)
マタニティーフォトも、お宮参りも、その時にしか出来ない特別なこと、わたしはやらないで終わっちゃったな。その時にやりたいと思わなかったし、今でもやってないことを後悔してるわけではないのだけれど。
毎日同じことの繰り返しのようで、後から振り返れば同じ日同じ瞬間なんて無かったと思う。
そう思う程度には、わたしも歳を取ったんだなと思いました。